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ハラスメント防止法が施工されましたが、弊社として具体的な対策がなかったんです。
ファクトさんのセミナーに参加をした後、無料のハラスメントに関するアンケート調査を実施していただいたことで、社内のハラスメントの実態や問題点が明確になり、外部の専門機関にハラスメントの窓口やセミナーをお願いしたいなと思い契約させていただきました。
ハラスメントが起きて会社が困るのは、社員が口を閉ざしたまま退職していくこと、また逆に会社に伝えたが何もしてくれなかったから退職せざるを得ないという状態です。
アミューズメント業界は元々男性社会なので、店舗や事務所ではいわゆる下ネタの会話が当たり前に飛び交っていて、言葉遣いも荒いことがありました。この業界だからこんなの当たり前だろっていう時代がずっと続いていたんです。会社に訴えてもなかなか環境が変わることはなく、結果的に優秀な人からどんどん退職していってしまうというのが一番残念なことですね。会社がハラスメント対策の取り組みを行って、何かあったときにしっかり対応することで離職を防ぐことに繋がったり、採用でもアピールになると思いますし、親御さんも安心して子どもを預けられる環境だというように思っていただける職場にしたいと思っています。
最初はアンケートの回答率が2割くらいだったと思いますが、このアンケートは、あくまでも現状を把握して今後の対策を考えるための材料を集めることが目的であって、個人を特定したり、名前を晒すようなことは絶対にしないですということを、社員に何度も伝えたことにより最終的には約6割の人に回答してもらえました。
こういうアンケートって、社員からすると何に使われるんだろうとか、本当のこと書いたらあとで面倒なことになるんじゃないかとか、マイナスなことを考えてしまう人が多いと思うので、アンケートの目的を丁寧に伝えることや、第三者機関に実施してもらうことにより安心して回答してもらえたのかなと思います。
アンケートの結果としては、想定していた結果ではありましたが、改めてハラスメント対策を進めていかないといけないと感じましたし、アンケートを実施したことで一気にサービス導入まで進みました。
社員が言い出しやすい環境を作ってあげるというのがすごく大事なことだと思っています。今回契約した際に外部相談窓口のQRコードが書かれたステッカーをいただいたので、そのステッカーを社員のロッカーの内側に貼ってもらうように工夫しました。ロッカーの内側であれば、そのQRコードをスマホで読み取っててもみんなに見つからないですよね。とにかく、ハラスメントに対して抵抗なく相談ができるという環境を整えていきたいと思います。
こういう相談窓口には、完全にハラスメント行為を受けたというときしか相談できないように思ってしまいがちですが、単に嫌な思いをしたとか、こんなきつい言い方された、というようなレベルの内容でも相談して良いんだよということも伝えています。被害が小さいうちから芽を摘んでおくことで、ハラスメントの予防にも繋がるのではないかと思います。
自分の感情で物事を発信するとハラスメントが起きやすくなると思いますので、感情をコントロールする手法の研修はとてもいいですね。また、叱り方にも工夫が必要だと思うので、相手に合わせたコミュニケーションというのを意識しないと伝わるものも伝わらないと思いますので、そういう部分も学ぶことができます。研修も動画で提供していただいたので、新入社員や中途社員が入社した際に見せもらうことができるので、使いやすいです。動画を繰り返し視聴することによって、個人のリテラシーの向上になりますし、ハラスメントは許さないという環境を作っていくことができるのではないかと思います。
やっぱり信頼関係があるかどうかという部分が大きく影響しますね。この人に言われても笑って済ませられるけど、あの人に言われるとものすごいむかつくっていうのあると思います。日常的に相手とコミュニケーションが取れているのか、ただ会話をしているだけでなく、相手のことを理解できているか、また自分を理解してもらえているか。いかに自分から自己開示をしているかというのも大切だと思います。
人ってみんな、その人の人生で1冊の小説が書けるって言われているんです。相手の小説を見せてもらうには、まず自分の小説を相手に見せる。その上で、相手の小説に興味を持ち、内容を理解することで信頼関係というのは徐々に作られていくんじゃないかなと思います。
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