「展示会の開催予定があるけどどんな服装が正しい?」
「展示会が初めてで何を着ていけば良いのかわからない」
「展示会に着ていくような服を持っていない」
展示会を開催するにあたってこのような悩みや疑問をもつ方も多くいますよね。
展示会では、自社の出展ブースをより多くのお客様に見ていただき、商品・サービスを買ってもらえるかが重要です。
いかに好印象を与えられる服装ができるかを意識して心がけたいものです。
今回は、展示会を開催する際の女性の服装やマナーを以下の内容でご紹介します。
展示会に着ていく服装に迷っている女性はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
展示会の開催が決まったけどなにを着れば良いか悩んでいる方に、展示会での女性のおすすめの服装をご紹介します。
カラーやその他注意点も一緒にご紹介していきますので服装を確認していきましょう。
展示会を開催する際の服装として1番にあげられるのがスーツです。女性は必ずスカートを着用するという決まりはなく、スカートでもパンツでもどちらでも大丈夫です。ただし、スカートの丈は短すぎないものを選んでください。
展示会ではいろいろな物を持って行動するのでポケットが多くついているような、たくさん収納できるスーツであるとより快適です。
また、展示会では準備や案内などでとにかく走り回ることがあり、大きな荷物を運ぶシーンも多いので、しゃがんでも大丈夫なストレッチが効いているものや、タイトすぎない動きやすいものを選ぶようにしましょう。
スーツを選ぶうえで、肩やウエストなど身体のサイズ感に合ったものを選ぶことが最優先ですが、女性用スーツはとくにカラーバリエーションも豊富にあります。
代表的なスーツの色を以下にまとめました。
ブラック | さまざまな場面でオールシーズンに対応でき、インナーのカラーは何でも合わせやすいです。きっちりとした印象を与えられます。 |
ネイビー | ブラックより少し柔らかい印象ではありますが、きっちりとした印象も与えられます。白との相性が抜群のため清潔感も演出できます。 |
グレー | 落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。ブラックやグレーのインナーを合わせて秋冬に着用するのがおすすめです。 |
ベージュ | 女性らしい華やかな印象ですが、きっちり感も出るため複数スーツを持つ方にはぜひ選んでほしい春夏におすすめのカラーです。 |
定番のカラーをご紹介しました。無地以外のスーツを選びたいという方に派手な柄はおすすめしませんが、目立ちにくいストライプなどは取り入れてもいいでしょう。
ビジネスの場でもおしゃれを楽しみたい方は、控えめな柄のスーツの購入を検討してみてください。
スーツに合わせるインナーは、シャツだけではなく、春夏にはブラウス、秋冬には薄手のニットを合わせるのも良いです。
控えめな色で胸元が開きすぎていないインナーを選ぶようにしましょう。
季節問わず、白のインナーはどの色のスーツにも合わせやすいためおすすめです。
ただ、後ろから見たら「下着が透けて見えてしまっている」なんていうことがありますので、下着が透けないインナーを選ぶよう注意してください。
先ほど、動きやすいスーツを選ぶことをおすすめしましたが、靴も同様です。
展示会ではたくさん歩いたり走り回ることが多いため、足が痛くならないシンプルな靴を選ぶようにしましょう。
例えば、スーツに合わせるローファーやローヒールのパンプスなどです。5センチ以上ヒールがあるパンプスでも、履き慣れていれば問題ありません。
現在は、1日中歩いても疲れにくい商品もたくさん販売されていますので、スタイルが良く見えるようにスーツを着たい方はそちらも要チェックです。展示会場の床は固いことが多いです。パンプスに入れるインソールを持っていくと足への負担が軽減して楽になりますのでおすすめです。
歩きやすい靴を選ぶ中で、1つ注意点があります。
展示会での服装でスーツにスニーカーを合わせることはNGです。また、ビジネスシーンでは、つま先があいているオープントゥのサンダル・ミュールも避けてください。必ず、ローファーやパンプスを選びましょう。
新しく靴を購入する場合には、靴擦れなどを防ぐために展示会当日までに必ず少し慣らしてから履くようにしましょう。
展示会の時の鞄についてご紹介します。
絶対に身に着けておく必要はありませんが、財布やスマートフォンなどの貴重品・名刺を入れておきたい方はすぐに取り出せるウエストポーチのような小さい鞄を持っていきましょう。すべてポケットに入る場合は鞄を別で持つ必要はありません。
また、展示会に必要な資料や準備のための備品で荷物が多い場合にはキャリーケースに入れてコインロッカーに入れておくと良いでしょう。
冬場はコートを着ていくこともありますので事前にコインロッカーが近くにあるかチェックしておくとスムーズに準備ができます。
服装はちゃんとしているけど、なんだか清潔感がないと思われてしまっては企業の印象が良くありません。
展示会に着ていく服装が決まったら、全身の身だしなみも整えましょう。
人と話す際に、まず目がいくポイントの一つとしてあげられるのが髪型です。
せっかく服装を整えていても髪型がぼさぼさだったり寝癖が付いていると、清潔感がない人だと思われてしまいます。
以下のように清潔感のある髪型を意識しましょう。
このように少し手間をかけるだけで第一印象が変わってきます。清潔感を保つためにも、髪型を整える時間を作って気をつけるようにしてください。
お客様が来場する展示会では、派手すぎるアクセサリーを身につけるのはなるべく避けましょう。
大きなピアスや大きい装飾が付いているネックレスなど、派手すぎるアクセサリーは仕事としては少し緩い印象を与えてしまいます。
展示会ではお客様に見られているという意識を持ってシンプルなものを選びましょう。
時間を常に把握できているとスムーズに仕事を進められるので、時計は身につけておくのがベストです。
展示会では、資料を見せながらお客様に商品の説明やご案内をするシーンがあります。
そこでお客様の目に入るのが指先です。爪が長すぎると清潔感が損なわれてしまうためなるべく短く切っていきましょう。過度なネイルも避けた方が無難です。
お客様へ自社の商品やサービスをアピールするせっかくの機会です。
細かいことですがそういった気配りが企業への好印象に繋がりますので手入れは必須です。
最後に、名札をちゃんとつけているかしっかり確認してください。
展示会にはたくさんの企業が集まりますし来場者も多いです。どうしても似たような服装になってしまうこともあるため差別化するためにも必ず名札をつけましょう。
名札をつける際にも、名札が裏返しについていないか、名前がよく見える名札になっているかなど社内で確認しておくと良いでしょう。
スムーズに商談をすすめるために、お客様に会社の名前や自身の名前を覚えてもらうことは効果的です。
展示会でのスタッフの服装に統一感を出すのは、そこまで関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、実はとても重要なポイントです。
会社で話し合いをして、以下のような企業のイメージに合った服装を心がけましょう。
展示会では、それぞれの企業のコンセプトに合った服装をするのが好ましいです。
会社のユニフォームを制作している企業も多くありますので、企業の業種・職種などのイメージがわきやすいユニフォームを着用しましょう。
例えば、建設業などではユニフォームとして作業着のジャンパーを制作している企業も多いです。
ほかにもポロシャツやTシャツに社名やサービス名をプリントするなど、さまざまなユニフォームが制作されています。
ユニフォームがある場合にはパンツやスカートの上にユニフォームを合わせましょう。
男女問わず、スタッフ同士で身だしなみのチェックをすると自分では気がつかないところにも目が行き届くため協力しあって確認してみてください。
次に重要なポイントが、来場者のターゲットによって服装を合わせることです。
それぞれの企業によってターゲット層が決まっています。ターゲットが若年層の場合、全員がスーツを着ていると堅苦しいイメージになってしまいます。
出展ブースへ気軽に足を運んでもらうためには絶対にスーツを着ていればいいということではなく、ユニフォームを着ていた方が親しみやすい場合もありますのでターゲット層に合わせて服装を考えてみると良いでしょう。
展示会の開催は、一年を通していつでも行われています。開催するシーズンに合った服装をするのが好ましいです。
ユニフォームがポロシャツやTシャツの場合、真冬にシャツ一枚では寒そうに見えてしまいますよね。一枚上着を羽織るなどして、スタッフ全員で季節感を出すようにしましょう。
展示会の開催は初めてという方も、あらかじめ準備しておくと役立つアイテムをご紹介していきます。
以下のものを参考に、これから自分自身の便利アイテムを見つけてください。
展示会は広い会場で行われることが多いため、空調設備の温度が一定であることも少なくありません。
秋冬に寒く感じるのはもちろん、夏でも冷房で身体が冷えてしまうことがあります。
ストールやカーディガンを持っているとすぐに体温調節ができるため、一枚鞄に入れておくといざという時に便利です。
展示会には、たくさんの企業からの来場者がいます。
出展ブースに足を運んでくれたお客様を待たせることなくすぐに名刺交換をできるよう、取り出しやすいところに準備しておきましょう。
また、スムーズに商談を進めるには大切なことですので多めに用意しておくことをおすすめします。
展示会で持っていると便利なアイテムは筆記用具とメモ帳です。
来場者への説明や案内の際に使用することもありますが、展示会の開催中に思いついたことをメモを残すなど筆記用具は必須です。
メモをとりやすいようにバインダーも一緒に用意しておくと良いでしょう。
展示会をしていく中で気づいた点を忘れないようにすぐにメモしておくことで、改善点や新しいアイデアを思いつくかもしれません。
次の仕事にどう活かせるのかも意識して展示会を開催しましょう。
展示会では沢山の出展ブースがあるため、ブースのマップや企業のパンフレットが用意されています。
ほかの企業の出展ブースに足を運ぶこともありますので全て手に持って会場を移動するのは大変です。
そのため、A4サイズが入るくらいの大きめのバッグを用意しておくと便利です。
パンフレットの中には企業の割引券や招待状など、お得な資料が入っていることもあります。こういった資料をなくさないためにも大きめのバッグを用意しておくと良いでしょう。
展示会当日のスタッフの服装や身だしなみを整えるとともに、立ち振る舞いについても会社で一通り打ち合わせが必要です。
展示会では自社の商品やサービスをほかの企業やお客様へアピールするチャンスです。
自社の展示ブースにたくさん足を運んでもらうために、話しかけやすい状態をつくることが大切です。
上記のような立ち振る舞いをしていると、来場者が商品に興味を持って聞きたいことがあっても、話しかけるのを躊躇してしまいますしイメージも良くありません。
お客様からの意見や問合せを直接聞くことができるのが展示会のメリットでもあります。
過度な声かけは逆にお客様の足を遠ざけてしまうこともありますが、直接お客様から意見を聞ける機会を逃してしまうのはとても勿体ないです。適度な声かけと話しかけやすい雰囲気をつくって出展ブースに足を運んでもらえるようにしましょう。
ここまで展示会の出展者の女性の服装をご紹介してきましたが、来場者の女性の服装も簡単にご紹介します。
とくにドレスコードがなければ来場者の服装は、ビジネススーツやビジネスカジュアルな服装で大丈夫です。
展示会のジャンルや企業にもよりますが、ビジネススーツやパンツ・スカートにジャケットを羽織るなどビジネスカジュアルの服装で問題ありません。
フォーマルなワンピースでも良いですがスーツで参加したほうが無難でしょう。
中には、勉強のために学生の方が展示会へ足を運ぶこともあると思います。
学生の方も、シンプルなスーツやジャケットを羽織った服装で参加すれば、問題ありません。
プライベートで展示会に行く方も、さまざまな企業の方がいる場ですのできちんとした格好で参加しましょう。
今回は、展示会を開催する際の女性の服装やマナー・注意点についてご紹介してきました。
簡単にご紹介した内容を以下にまとめます。
このように展示会での服装は出展者も来場者もスーツを着用していれば問題ありません。
ただし、企業イメージに合わせてユニフォームを着用するなどの対応は必要です。
会社のユニフォームがあれば簡単にスタッフ全員で合わせることができますし、シンプルなスーツであればすでに持っている方も多いのではないでしょうか。
就活用のスーツしか持っていないという方でもスーツに合わせるインナーをブラウスにしてみるなど工夫すれば、イメージはぐっと変えることができます。
展示会の出展者の服装は見落としがちですが、商談をする際には大きく関係してきます。
また、服装と同様にスタッフの立ち振る舞いや接客態度なども大きく企業イメージに関係していることも意識すべきポイントです。
これから展示会の開催予定がある方は参考にして、展示会にぴったりな動きやすい服装を完成させてみてください。
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