東京の展示会に出展する企業必見！主要な展示会場と集客するコツを解説

「東京の展示会に出展したいけれど、どの展示会場がいいのだろう？」
「せっかく東京の展示会に出展するんだから、会社の収益アップにつなげたい」

上記のようにお悩みではありませんか？

展示会は、来場者にあなたの会社の商品やサービスを知ってもらう大きなチャンスです。

展示会で質の高い見込み客をしっかりと呼び込むことができれば、商談につなげられ、会社の収益アップに貢献することができます。

本記事では、東京で主要な展示会場を紹介し、展示会で集客するコツも解説しています。

記事を読めば、東京の展示会で多くの集客を見込め、質の良い見込み客だけに効率的にアプローチすることが可能です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。

東京の主な展示会場3つ

東京の主な展示会場は下記の3つです。

・東京ビッグサイト（東京国際展示場）
・東京国際フォーラム
・幕張メッセ

予算や会場の広さ、アクセスの良さから最適な展示会場を選びましょう。

東京ビッグサイト（東京国際展示場）

東京ビッグサイトは国内最大の国際展示会場で、大手の有名企業から選ばれています。
知名度も高く、華やかな展示会というイメージが定着しているので、どの展示会の来場者も地方の展示会に比べて毎年かなり多いです。

2019年に行われた東京モーターショーでは、130万人の来場者を記録しています。

東京国際フォーラム

東京国際フォーラムは、建築物としても高く評価されており、複数の魅力的なホールで構成されているため、展示会場としても人気があります。
また、抜群のアクセスの良さも最大の利点です。

東京国際フォーラムでは、金融機関のための国内最大のITフェア「金融国際情報技術展」やケーブルコンベンション関連イベントである「ケーブル技術ショー」など幅広い展示会が開催されています。

幕張メッセ

幕張メッセは千葉県内にありますが、東京駅から快速で30分、成田・羽田空港からのアクセスも良く、好立地で利便性が良いことから上記2つの展示会場と比べても首都圏で人気が高い展示会場です。

日本最大級の複合コンベンション施設であり、IT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC 」や最新のIT製品・サービスが集結するIT展示会「japan it week」など多くのイベントが開催されています。

展示会の目的

展示会をする目的は、効率の良い営業を行うことです。
営業マンが少ない中小企業であれば、飛び込み営業、テレアポ、DM、WEBだけで自社商品やサービスを必要な見込み顧客に知ってもらって収益アップにつなげることは難しいでしょう。

展示会に出展すれば、興味を持って訪れた来場者から質の高いターゲット層をしぼって狙うことができるので、非常に効率的に営業することができます。
ただし、お金をかけて集客できればそのまま収益につながるわけではないので、展示会では思考と工夫が必要となります。
中小企業でも大企業に引けを取らない成果を出す可能性がある営業手法が展示会なので、収益アップのチャンスを逃さないようにしましょう。

オンライン展示会を併用する企業も増えている

最近では、オンライン展示会を併用する企業も増えています。
オンライン展示会はリアルな展示会とは違い、来場者のデータを分析・検証できたり、期間関係なく常に商品やサービスを紹介できることがメリットです。

オンライン展示会の動画やサムネイルは、自社のWEBサイトやSNSでも使用できるので、リード情報の獲得が効率的で拡散力もあります。
ただし、リアルな展示会のように「ふらっと寄ってくれるお客さんがいない」「オンラインだと成果が出にくい」という声が多いことから、あくまでもリアルな展示会を主体にしてオンライン展示会を併設することをおすすめします。

東京で開催する展示会のメリット

東京で開催する展示会の最大のメリットは来場者が多いことです。
3日間の展示会でおよそ数万人から十数万人が見込まれることが多く、仮に6万人の来場者から1％の人と名刺交換できれば、600人分のリストが集まることになります。

さらに展示会では直接会えるので信頼関係を構築しやすく、見込み客の課題を聞き出せるため、優良顧客を多くの来場者の中から絞り込んだとしても、多くの新たな見込み客を増やすことができます。

東京の展示会で集客するコツ

東京の展示会で集客するコツは下記の通りです。

・コンパニオンを起用する
・わかりやすいブースデザインにする
・開催ブース前でミニセミナーを行う
・最もキャッチーな商材を前面に持ってくる
・質の高いノベルティーを配る
・最もキャッチーな商材を前面に持ってくる

展示会では、質の高いに見込み客に訴求できればその場で商談をする必要はありません。

見込み客に「もっとあの商品やサービスのことを知りたい！」と思わせることができれば、商談は展示会後でもできるからです。

多くの見込み客を集客し、回転を上げて全体として収益を上げることができれば、展示会は大成功です。
では、一つずつ解説します。

コンパニオンを起用する

展示会では、コンパニオンを起用することをおすすめします。

来場者があなたのブース前で立ち止まってくれなかったり、話を聞いてくれない理由の多くは「ブースに入りにくいから」「ブースが目立たなくて、よくわからないから」です。

もしあなたが来場者で、スーツを着た主催者側の営業マンが目を光らせてこちらの様子をうかがっている場面をイメージしてみてください。

「無駄な商談をされそうだ」とプレッシャーを感じて、そのブースを避けて素通りする人は多いのではないでしょうか？
ブース内にコンパニオンがいれば、来場者が変にプレッシャーを感じることなく気軽に足を運びやすくなります。

コンパニオンを起用するメリット

コンパニオンを起用するメリットは、下記の3つです。

・華やかでブースが目立つ
・企業のイメージがわかりやすい
・威圧感を感じない環境づくりができる

コンパニオンは人目を惹き、あなたの会社のブース内を華やかに彩ります。

大手の企業は美人ぞろいのコンパニオンを起用し、コンパニオンがロゴ入りのコスチュームを着ることで、自社のイメージをわかりやすく来場者に伝えています。

特に東京の展示会であれば、大手競合他社に埋もれてしまいがちなので、コンパニオンをうまく起用してブースを目立たせつつ、来場者が気軽に入りやすい環境を作ってあげることが大切です。

ちなみに、ブース内のスタッフの配置は3メートルに２人がベストで、コンパニオンはブース内、主催者側の営業マンは通路側にいる方が威圧感がなく、より集客率をアップさせることができます。

見込み客に話しかけるときには、斜め後ろから同じ方向を見て対話すると良いでしょう。

わかりやすいブースデザインにする

東京の展示会に限らず、わかりやすいブースデザインにすることは基本です。

来場者が自社の悩みを解説してくれるブースを探すのはわずか3秒と言われています。

そして、来場者がブースに入るかどうかは、ブースデザインを見て瞬時に決めます。

特に社名や商品の知名度が低いブースに立ち止まってもらうには、あなたの会社は何を展示しているブースなのか、製品の特長やメリットが一瞬で伝わるようなわかりやすいブースにすることが重要です。

たとえば、自社の特徴やアピールポイントを動画にして流したり、インパクトのあるパネルや短いキャッチコピーが書かれた看板を準備すると良いでしょう。

大手企業では、短い構成でパッと一瞬で興味を惹くようなプロモーション動画を制作して展示会場で流している場合も多いです。

一番目立つ場所には、誰のどんな悩みを解決するブースなのかを大きな文字で書いてアピールします。

予算と相談しながら、来場者目線でわかりやすいブースデザインを検討してみてください。

開催ブース前でミニセミナーを行う

東京の展示会で集客するコツとして、開催ブース前でミニセミナーを行うこともおすすめです。

たくさんの情報が行き交う東京の展示会でも、自分のほしい情報は自然に耳に入ってきます。

たとえば、ヘッドセットマイクで来場者との会話を聞かせることでライブ感のあるプレゼンを来場者に聞かせることができ、「ほしい情報が聞こえてきそうだ」とあなたのブースが視界に入る前に音につられて立ち寄ってくれる可能性が高いです。

特に、今はコロナの影響で本気で情報を求めている来場者だけが展示会に参加する傾向にあるので、来場者の歩くペースはコロナ前に比べてゆっくりだと言われています。

そのため、ブース中に入らなくても商品やサービスを体験できるミニセミナーは質の高い多くの見込み客に興味を持ってもらうには最適な方法です。

ミニセミナーを行うときには、来場者の反応を見て来場者が気になっているキーワードを把握して繰り返したり、響く言葉をたくさん使うと良いでしょう。

最もキャッチーな商材を前面に持ってくる

紹介したい商材がたくさんあったとしても、東京の展示会では来場者にとって最もキャッチーな商材を前面に配置してください。

一番おすすめしたいビジネス的メリットが大きい商材を前面に持ってくるのではなく、来場者がついつい立ち寄ってみたくなるようなアイキャッチ商材を目立つように配置することで、集客アップを期待できます。

たとえば、IT技術の展示会では自分の加齢した顔をシュミレーションできる技術や、ウィルスを阻止できる清掃ロボットなど来場者の悩みの解決に直結できるような商材が前面にあるブースが人気を集めています。

人は自分に一番関心があるので、来場者の興味をひくには来場者目線で人の心をとらえやすい商材を選別してください。

質の高いノベルティーを配る

東京の展示会で質の高いノベルティーを配ることで、他社に埋もれることなく、来場者から喜ばれ、あなたの会社に興味を持ってくれます。

具体的には、非売品のノウハウ集や自社の良さが伝わるようなグッズが良いでしょう。

時々、ノベルティーとしてミネラルウォーターやマスクなどを展示会で配る企業もありますが、実際に受け取る来場者は見込み客というよりもノベルティーを欲しさにもらう人が多いのではないしょうか。

あなたの会社の強みをアピールできるノベルティーを配り、効率的に確実に見込み客と名刺交換をして、次の商談へとつなげることがポイントです。

来場特典をつけて次につなげることも効果的

来場者にメリットがある特典を企画することで、展示会後により質の高い見込み客にアプローチすることができます。

たとえば、展示会でアンケートに回答してくれた来場者のみ無料で来場プレゼントをしたり、自社商品を使って無料でお試しのサービスが受けられるような特典を用意すれば、大量に名刺交換をした見込み客の中からさらに優良顧客を絞り込むことができて効率的に営業ができます。

相手にメリットがあるように説明して特典を提供することがポイントです。

東京の展示会の営業のポイント【新規来場者だけではない】

東京の展示会はかなり予算がかかるので、いかに効率的に展示会をフルに活用できるかが肝です。

実際に展示会を活用するには、新規来場者だけでは足りません。

展示会営業のポイントは下記の2つです。

・既存の取引先を招待する

・見込み客に事前にアプローチする

以下で詳しく見ていきましょう。

既存の取引先を招待する

東京で展示会の予定が決まったら、あなたの既存の取引先を招待しておきましょう。

すでに信頼関係ができている取引先であれば、「少しの時間でもいいので立ち寄ってください」と招待すればたいてい来てくれます。

来てくれた取引先に丁寧にお礼を言い、情報交換をするだけでも末永いお付き合いへとつなげることができ、横のつながりを広げるチャンスでもあります。

新商品や新しいサービスについてはその場で紹介し、ここでも次につなげる種まきをしてください。

見込み客に事前にアプローチする

見込み客には常時、出展する展示会の案内を配っておきます。

DMや電話で連絡し、興味を持って来てくれればその場でデモンストレーションや説明ができるので、商談へと持っていきやすくなります。

先述の取引先や既存の見込み客であなたのブースが賑わっていると、展示会の新規来場者もブース内に入りやすく、興味を持ってもらうことができるので一層効果的です。

東京の展示会が決まったら、すぐに案内を出しましょう。

東京の展示会から収益アップ！見せ方と伝達力で成功させよう

東京の展示会には多くの来場者が集まりますが、展示会から商談へつなげ、あなたの会社の収益を上げるには、工夫が必要です。

ブースに入りやすく人目を惹くような環境づくりを意識し、わかりやすいブースデザインに整えることで、たくさんの出展企業の中からあなたのブースを来場者に選んでもらいやすくなります。

また聴覚から情報を入れて幅広い来場者の興味をひいたり、あなたの会社独自のノベルティーを用意して、展示会で質の高い見込み客だけを集客し、後の商談につなげつつ収益アップを目指していきましょう。

東京での展示会が決まったら、取引先や既存の見込み客にも案内を出し、展示会のチャンスをフル活用してください。

あなたの展示会が成功することを願っています。