もしイベントやセミナーの司会に抜擢された場合、経験があったり、人前に立つことが慣れている方は問題ないかと思いますが、初めての人はどうすればよいでしょうか。事前にどういった準備が必要なのか分からないかと思います。
そこで、今回は初めて司会を任された際、成功に導くための「司会のコツ」についてご紹介させていただきます。
司会者というのは、イベントやパーティの進行をするイメージですが実は他にも役割が存在します。「進行の時間管理」「場の雰囲気づくり」「イレギュラーな対応やトラブル対応」これらを冷静に対処しなければなりません。司会者という仕事を遂行するには、まずそのイベントやセミナーの趣旨を理解しておくことが大切です。
そのためには、事前に主催者とよく打ち合わせをしておくことが必要になってきます。当日の参加者はどのような人たちか、タイムテーブルはどうなっているか等を確認し、しっかりとメモをとっておきましょう。
また、司会者は進行上では責任者となりますが、イベントやセミナーの主役ではありません。司会をしながらも、主役を引き立てるように心がけることが重要です。
司会者は事前に段取りを考えておくことも大切です。タイムテーブルを見ながら、音響や照明の担当者や、その他当日の運営に関わるスタッフと事前に打ち合わせをし、要所をしっかりと確認しておきましょう。
また、「インタビューをする人」「挨拶をする人」「余興をする人」などの登場するタイミングを確認。途中に読み上げる必要があるものなどもチェックしておきましょう。こうしたものをまとめた進行表を作っておくことでよりスムーズに進行することができます。
段取りが不十分なままで慣れていない司会をすると、イベントやセミナーを全体を混乱させる原因になる可能性もありますので注意しましょう。
さらに間が空いてしまった時に使えるネタとして、当日のニュースや、参加者に関係した最新情報など、常に頭に入れて置くこともオススメです。
司会者は、「話し方」にも注意が必要になります。まずは、はっきりとわかりやすい口調で話すことが基本になります。そこからありがちなのは、あがってしまいどんどん早口になってしまうことです。自分が思っているよりも数段階ゆっくり喋るくらいが、ちょうど聞き取りやすい早さになります。
表情や喋り方は、そのイベントやパーティの雰囲気に合わせるようにしましょう。また敬語など、使う言葉にも気を付けたいです。場を盛り上げようと冗談で言った言葉が、人を傷つけてしまうこともありますので注意が必要になります。
司会者というのは、話し方や進行の仕方がイベントやセミナーの雰囲気を左右してしまうほど重要なポジションになります。準備もあり、とても大変な作業ですが「依頼されたからには遂行しよう!」そんな責任感からすべて自分でやり遂げよう、という方もいらっしゃるかもしれませんが
プロにお任せしてしまう
というのも一つの方法ではあります。イベント会社などでは、司会者を派遣してくれるところもありますので「自分には荷が重い」そう思ったときには、プロの司会者を使うことを主催者におすすめするのも、イベントを成功させるコツとなります。
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